55歳からのアイルランド留学日記

3ヵ月、ダブリン郊外の語学学校に通いつつ、ケルトの風に吹かれてくるよ〜

Thanks a million! 〜また、いつか〜

さて、ここからは後日談。 行方不明だったスーツケースは一日遅れで成田に届き、その日のうちに宅急便で届けられた。日本に帰ったら、ああ、あれは夢だったんじゃないか……と、なんとも言えない虚しさに襲われそうだという予想は外れ、3ヶ月の日々は眩しい思…

日本に帰ってきた!〜最後まで、走り続ける私たち〜

10月4日。 夜通し荷物のパッキングとブログ書きに費やし、寝たのが3時過ぎ、起床は6時。7時15分にチェックアウトして、空港に着いたら7時40分。ここまではなんとか順調だった。フィンエアーの手荷物カウンターに行くと長蛇の列。ツアー客が30人以上並んでい…

最後の晩餐は、やっぱりおにぎり!

アイルランドで過ごす最後の一日。どこでどんな風に過ごすか。考える余地はない。なぜなら、忘れ物を取りに行かなければいけないから。タラモアの、アンナハーヴィファーム。忘れ物は、娘の毛布。赤ちゃんの頃から使っていて、それがないと眠れない、とスー…

ダブリンへ。ダン・レアリーへ〜サヨナラ、私の友達〜

ダブリンへ帰る日。あいにく天気は雨模様。クヴェラゲルジの温泉宿“Frost & Fire”で2日目の朝食を食べ、タクシーを呼んでもらってバス停へ。バス停の近くには壁画というか落書きがあり、シザーハンズやセックス・ピストルズの絵が。 写真を撮っていたら、雨…

馬とラムチョップと誕生日

朝、カーテンを開けると青い空。やった!何処でもそうだけど、特にアイスランドはお天気で気分が全然変わる。今日が晴れていてよかった。“Hotel Frost & Fire”は、オーロラ&温泉に加えてスローフードな朝食が自慢の宿。とくに温泉スチームで蒸したライ麦パ…

オーロラと温泉の宿、“Frost & Fire”へ

アイスランドは車がないと何処へも行けない。34万人しか住んでいないのだから、電車はもちろんないし、バスの便も限られている。レンタカーを借りない旅行者はレイキャビクに滞在してバスツアーを利用するのがいちばん便利。だから、最初はレイキャビクに6泊…

大自然と人間との壮大な物語〜サウス・アイスランド〜

実はこれを書いているのはダブリン。アイスランドは欲張り過ぎて、とても書く時間がなかった。だから日記じゃないけれど、書いておかないと。あのヴィヴィッドでダイナミックな自然の営みを目の当たりにした日々を。 アイスランド4日目。この日は6泊7日の滞…

クジラとオーロラを観にいく

ホエール・ウォッチングには嫌な思い出があって、もう二度と行かなくていいやと思っていた。去年行ったニュージーランドのカイコウラ。確かにクジラは見えた。イルカも見えた。でも、船酔いでそれどころじゃなかった。だから、もういいと思ったいたのに……。…

黄金の滝、間欠泉、地球の割れ目……ゴールデン・サークル・ツアーへ

明け方早く目を覚まし、Reykjavik Sightseeing にメールを送ってみる。いちばん早い勤務のスタッフの人が連絡をくれることを祈って。というのも、今日行く予定のゴールデン・サークル・ツアーが同じ会社の催行じゃないことが夜中にわかったから。Get Your Gu…

アイスランドに吹く風は冷たかった

ダブリン空港近くのホテルで一泊し、WOW airでアイスランドに向かう日。学校終了後、タラモア〜ゴールウェイ〜ドニゴールと回って、最後がアイスランド。なぜアイスランドなのか。最初は娘の思いつきだったけれど、私は『LIFE』という映画と『鍋とフライパン…

サヨナラ、ドニゴール

ドニゴール最終日に宿をとったのはArdara(アーダラ)。ドニゴール・ツイードを織る工房があることで知られる小さなまち。ダングローからタクシーで30分(料金は意外と安く€35)、Woodhill Houseというゲストハウスに着いたのが夕方6時半。まちの中心地から…

ダングロー2日目。何もないのに、何もかもがある

Dungloe2日目。起きるとトイレから娘が「トイレットペーパーがなくなった!」。宿の主人にもらいにいくと、“Oh, no! Poor girl!!!!”と自分の娘のように心配顔。「私は何をすればいい?」と、胃腸にいいジンジャーティーをたっぷり淹れてくれた。アーダラに行…

時を通り越してしまったまち、ダングロー

Dungloeというまちを、どんな風に語ればいいのだろう。ダブリンからゴールウェイまではバスでも電車でも行くことができる。でも、ゴールウェイからドニゴールに行くにはバスか車だけ。そしてカウンティ・ドニゴールの中心地、ドニゴール・タウンからバスで行…

ドニゴールの長く温かい一日〜グレンヴェー国立公園からスリーヴ・リーグへ〜

朝起きると、昨日までの雨が嘘のような青空。これは、アンジェラの力かも。モハーの断崖に行った時もそうだった。アンジェラが「もう少ししたら晴れるから」と言ったら雲が流れていった。ダン・レアリーの海岸でアイスを一緒に食べていたら虹が出た。アイル…

ドニゴールへ。そして、再会

今日はドニゴールへの移動日。学校を終えた後、タラモア、ゴールウェイ、そしてドニゴールを回ることは半年前に決めていた。実はドニゴールはこの旅のハイライト。というのも、「ダブリンは素通りOK。ドニゴールへ行きなさい」というのが、アイルランドを愛…

The G Hotelでセレブな気分?

ゴールウェイ3日目。この旅の中で唯一の五つ星ホテルに泊まる日。というのも、このホテルを予約したのは半年前。ちょうど高校の卒業式の日で、つい気が大きくなって、一泊くらい……と予約してしまったのだった。ダブルルーム朝食付きで€180。内装に凝ったデザ…

アラン諸島へ。3000年前につくられた砦“ドゥン・エンガス”から眺める大西洋は穏やかに煌めいていた

今日はアイルランドに来ることを決めてからずっと憧れていたアラン諸島へ上陸する日。司馬遼太郎の『街道をゆく〜愛蘭土紀行』にもある けれど、かつてアラン諸島の3つの島、イニシュモア、イニシュマーン、イニシィアは、漁に出るのも、海を渡って本島に行…

西海岸の学生の街、ゴールウェイにやって来た

朝、起きると快晴。昨日の長雨が嘘みたい。アンナハーヴィ・ファームでの最後の朝食を終えて、ゲストハウスの責任者、リンダに挨拶。 本当に素晴らしい5日間だったと礼を言い、「暖炉のそばの絵は、ひょっとしてヘンリーとあなた?」と聞くと、「違う違う。…

人と馬のあたたかな聖地〜アンナハーヴィ4日目〜

4日目のレッスンを終えて、暖炉の側で寛いでいる。 5泊8時間の乗馬レッスンは、瞬く間に過ぎてしまった。こんなに毎日幸せを実感する日々はなかった。 午前中、他の乗馬客と一緒にトラックに出た。広い農場を一周り。娘が出発する直前に買ったゴープロを首か…

夢と情熱の物語〜アンナハーヴィ3日目〜

ANNAHARVEY farmの部屋に置いてあった、The Deverell Familyの5世代に渡るヒストリー。 1928年、オークションに出されたファームを、一旦は逃したものの、落札した人が資金を調達できず、幸運にもゲット。初代のHenryが妻Bessieと4人の息子とともに新しい家…

マーサとジル〜アンナハーヴィ2日目〜

アイリッシュの人々は、天気予報は重要だ、と言う。とっても変わりやすいから、と。でも、本当にそうかな、と思う。ここタラモアにいると、余計にそう感じる。「晴れのち曇り、時々雨、ところによって風が強いでしょう」、これで毎日賄える気がするからだ。…

アンナハーヴィ・ファーム〜馬とワインの日々〜

アンナハーヴィ・ファームのことを知ったのは、6ヶ月前。行きつけのアイリッシュ・パブで貸してもらった地球の歩き方のビジュアル版に「忘れちゃいけない乗馬宿」という記事があり、目が釘付けになった。初めて馬に乗ったのは21歳の時。ホームステイで行った…

ベルファストの濃厚な3日間〜旅は思うようにいかないから旅なのだ〜

9月10日。シェアハウスを出る日。さすがに10週間もいると荷物は増えるし、取っ散らかる。いろいろな食材も食べて処分しなくちゃいけない。昨日予約したベルファスト行きの往復列車の発車時刻はダブリン16時。大急ぎで階段を上ったり下がったり、てんてこ舞い…

レパーズタウン競馬場は紳士淑女の社交場

学校が終わったウィークエンド。日曜日にはシェアハウスを出るので、朝日を見に海へ。海へ出る道には人気がなく、たっぷりと街の佇まいを味わう。 今日はカウンティ・ダブリンにある大きな競馬場“レパーズタウン”に行く日。松井ゆみ子さんのパートナーのマー…

ファイナルは“おにぎりフライデー”

学校が始まって以来、毎週誰かを見送ってきた。10週間というのは長いほうなので、前からいたクラスメイトや一緒に入った2〜3週間の生徒や、新しく入って先に卒業していくクラスメイトをたくさん……。その度に自分が見送られる日をイメージしてきたけれど、遂…

アイリッシュ・クラフト・ビア・フェスティバルでほろ酔いJENGA

最初の1週間、学校で同じクラスだったサチコさん(ワーホリで1年滞在中)から連絡をもらった。 ダブリンにいる間に一杯やりませんか?というお誘い。「喜んで!」と、せっかくなのでアンジェラ(サチコさんと同じ週に入学した)やアナンダも誘って、今日が初…

女子会で“CHA-CHA-CHA!”

さて、別れの時期が迫ってきて、アンジェラやアナンダ(二人ともコロンビアからの留学生でクラスメイト)と過ごせるのもあと数日。 二人にジャパニーズ・フードを食べさせたいなぁ。とくに天ぷらとお好みソース味の焼うどん。極小キッチンだけれど家に来ても…

レイタウンの海岸競馬

馬が走るのを見るのが単純に好きだ。清く気高く、永遠で刹那。ただ、走っている姿に胸打たれる。アイルランドでは、年に一度だけ、海岸を走るレースがあると言う。イメージしただけで涙が出そう。海と馬。それだけで絵になりすぎるじゃないか。 というわけで…

ファイナル・ウィークに突入。500万人の新入生がやって来た

遂に学校は10週目に突入。長いと思っていたけれど、途中から加速度がつき、後半戦の早かったこと。9月に入ったことだし、新しいクラスメイトはいないだろう。最初の1週間、しっかり味わわなくちゃ。と学校に入り、クラス編成の貼り紙を見ると、んんん? 娘が…

博物館でアンジェラとデート

雨の日曜日。珍しくアンジェラから娘に連絡があり、最後の週末、一緒にどこかへ行こうとの誘い。私はいいから、二人で行って来なよ、と言うと、私のことも誘っているよ、と娘。ありがたいクラスメイトの誘いに、二人してどこがいいか考える。外を見ると木々…