55歳からのアイルランド留学日記

3ヵ月、ダブリン郊外の語学学校に通いつつ、ケルトの風に吹かれてくるよ〜

時差ボケとダブリンの雨、そして、消えてしまった「入国審査」

目覚めると、4時。外は暗く、カモメの声だけが響いている。

 

ここダブリンに来て、4日目の朝。外は相変わらずの雨模様。

雨が多いとは聞いていたけれど、晴れていたのは到着した日だけ。

ちなみに、こんな空が広がっていた。

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昨日はこんな感じ。

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雨だったら、到着した日、とても45kgの荷物を持ってダブリンバスでシェアアパートに向かうことなんてできなかった。

観光じゃないんだからできるだけ出費は避けたい、と空港で売っているリープカード(チャージができるプリペイドカード)を買ってダブリンバスで市内に向かったけれど、途中でバスは故障するわ、降りてからは石畳でスーツケースは真っ直ぐ進まないわ、で大変だった。

雨に降られなかっただけでもラッキーだった、と今なら思える。

 

まちを歩いている人の半数は観光客らしい。大きな傘を開いている。

地元の人は防水ジャケット。フードを被ってさかさか足早に歩く。

私は防水ジャケットにさらに傘。

 

えっと、入国審査について書いた記事を、昨日うっかり消してしまったので、書いておきます。

もともとアイルランドは移民を受け入れてきた国だけれど、ここ数年あまりに増えたせいで、最近はかなり厳しくなったそうだ。

だから、ユーロ圏じゃない入国者へのチェックはとても厳重。

これまで他の国では聞かれたことのないことをたくさん聞かれた。

 

どっから来たの?

何しに来たの?

学校の証明書は?

いつまでいるの?

帰りの航空券は?

学校が終わってから2週間、間が空いているけど?

お金はいくら持ってきた?

医療保険には入ってる?

仕事はいったい何を?

3ヶ月を超えているようだけど……?

 

険しい顔で尋問され、書類を一つ一つチェックされること15分。

事前にエージェントから、聞かれるかもしれない、と聞いていた質問すべてプラスα。

3ヶ月という滞在期間が微妙にアヤシイのか、この歳で留学、というのがさらに追い討ちをかけたのか……。

やっと解放された時は、他の乗客はほとんど残っていなかった。

 

とまあ、消えたブログの一部を書き直す時間があるのも、完全に時差ボケだから。

一緒にやって来た娘は全然平気で、ぐーすか寝ている。

ああ、早く明るくなあれ。

いま、やっと朝5時半。