55歳からのアイルランド留学日記

3ヵ月、ダブリン郊外の語学学校に通いつつ、ケルトの風に吹かれてくるよ〜

2週目スタート。少しだけ楽しくなってきた

月曜日はちょっと憂鬱だ。

新しい生徒が加わって、またあの猛スピードの授業についていくのかと思うと(実際には置いていかれるのだけど)気分は“I don't like Monday~🎶”

朝はセシルが残していったじゃがいもと卵を茹でて食べた。

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ところが、学校に着いてみるとクラスは元のまま、減っただけで増えていなかった。

8人でこじんまり、WHを使った質問を考えたり、答えたり、会話を中心とした授業。

イタリア人のヴィットリアと話していたら、お互いの国の文化の違いがわかって面白かった。

「どんな音楽が一番嫌い?」と聞かれて「アイドル・ミュージック」と答えたら通じなかった。

そりゃそうだ、アイドルって言葉の意味も全然違うし、日本独特の文化だしね。

ヴィットリアが嫌いなのは、クラブでかかっているエレクトロニクス・ミュージックなのだそうで、渋谷では購買意欲を促進させるためにお店でガンガンかかっているんだよ、と言うと(こんなにちゃんと喋ってないが)すごくびっくりしていた。

イタリアからの生徒とスペインからの生徒が普通に喋っているので、「イタリア語とスペイン語は似ているの?」と聞いたら、「とっても似ているから、話すのには全く問題ない」との返事。

「中国語と日本語は似ているの?」と聞かれ、全然違う、と答えたものの、中身を説明するのは難しい。

日本語には漢字とひらがなとカタカナがあることを説明するが、いったい漢字って何文字あるんだ?とわからなくなる。

3000? いや5000? 調べてみたら常用漢字人名用漢字が合わせて3000。もっと漢字に詳しい人なら6000字は知っていると出てきた。で、実際には5万字あるのだとか。びっくり。

そう思うと、凄いじゃん、日本人!と思えてくる。

ジョン(先生)も「日本語は凄い。僕にはそんな漢字を覚えるなんてとっても無理!」と。

休憩時間に娘のクラスを覗くと、珍しくニコニコ笑っている。隣にはポーランドからの生徒とコロンビアからの生徒。互いの国の言葉を教え合っていて、何度も発音の練習をしている。

コロンビアからのアンジェラは8ヶ月も滞在するのだとか。冬を経験するのは生まれて初めてのことらしい。

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というわけで、午後からの授業3時間を終えて、スーパーで買い物をして帰る。

ダブリンで見た日本の食材も発見。困ったらここで買えばいいと思うとひと安心。

なんだか幸せだな。勉強して買い物をしてごはんを作って食べるって。

テレビがないことも全然不自由に感じない。

夕飯はナポリタンとりんごとセロリのサラダ。

シェアメイトのアレクシスにも声をかけて、彼のシェパーズパイもシェアして食べた。

フランス語の女性名詞と男性名詞を教わりながら。

知ってた? ミュージックは女性名詞なんだって。

 

明日からは、ぐっと生徒が増えるんだろうな。

でも、自分のペースでやればいいか、と思えてきた今日。

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