55歳からのアイルランド留学日記

3ヵ月、ダブリン郊外の語学学校に通いつつ、ケルトの風に吹かれてくるよ〜

「足るを知る」この国の生活スタイル

今日は朝から曇り空、気温は14℃。夏とは思えないくらい肌寒い。

けっこう早く準備ができたので早めに家を出る。

この時期、街には本当にいろいろな花が咲いている。

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そして、ドアの色の綺麗さにも感動する。

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聞いてはいたけれど、いまさらに驚くのはオートマ車が1台も走っていないことだ。

そしてレコード店に行くと、アナログ盤がCDが同じくらい置いてある。

新しいものが出ても、すぐさま古いものを駆逐していない様子。

そういう頑固さというか、あるものを大事にする姿勢がいいなぁと思う。

加えて、歳を重ねた人の佇まいが幸せそう。

高齢の夫婦が仲睦まじく支え合うように歩いている姿をよく見かけるし、なんといっても中高年男性の顔に妙なアクがない。そして女性は堂々としていて、年齢を誇りにしているようにも思える。

ないものを追い求めるより、現状を受け入れ、慈しむ。そんな空気がここにはある気がする。

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そんなことを考えながら歩いていたら、後ろからやってきたイアン(先生)が声をかけてくれた。

先生たちの佇まいも、妙な明るさでなく、落ち着いた丁寧さがあって、親切で、いいなぁと思う。

 

クラスはイタリアからとフランスから、2人新しい生徒が入って10人。

「もうイタリアンはいらない」ともらすヴィットリア。

たった一人のフランス人だったリオは思わずガッツポーズ。

それにしても、私のクラスの平均年齢は、私を除くと18歳。

私を入れると、えーっとひとり3歳ずつ分けてあげて21歳か(いらないって!)。

授業の開始時間2分前になっても来ているのは私くらいで、1分前に先生、そしてパラパラとやってくる。そして授業中にりんごやお菓子を食べ始める子も!

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昼は値段重視でアジアン・キュイジーヌへ。

凄いボリュームでけっこう美味しかった。二人で€16。得した感じ。

文房具兼本屋さんやインテリア・ショップ、雑貨屋さんに寄り、初めてのお孫ちゃんが生まれた大家さんに渡すちょっとしたプレゼントを探すが見つからず、あきらめかけたとき、今日からオープンしたというポップアップ・ショップ(期間限定ショップ)を発見!

情けない顔のアルパカ(?)とアロマキャンドルを買った。

 

夕飯は初めてごはんに挑戦。

日本から持ってきた大事なお米には手をつけず、こちらで買ったSUSHI RICE。

水、火加減に注意して、おこげもつくらず完璧に炊けた!と思ったのだけれど……

やっぱり日本の米はサイコーなのだった(>_<)

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