55歳からのアイルランド留学日記

3ヵ月、ダブリン郊外の語学学校に通いつつ、ケルトの風に吹かれてくるよ〜

新しいクラスで5週目スタート。うどんはパスタに勝てるか?

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先週末にアンドリュー(主幹にあたる?先生)に聞かれた。
「来週、君のクラスは閉鎖される。ZIGの同じレベルのクラスに行く? それとも、同じZAGの時間帯で別のクラスに行く?」
迷わず私は後者を選択。
月水金が午後からの授業になるZAGのほうが慣れているし、これまでのクラスのレベルには正直ついて行けてなかった。頑張ってはみたものの、スラスラ話すイタリアやフランスからの留学生に引け目と申し訳なさを感じていたのは事実。
いろいろ気遣ってくれたローラやアレクシとは離れるけれど、このタイミングでクラスを替わるきっかけをもらえるなんてラッキー。

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というわけで7月31日月曜日。新しいクラス、新しい先生で授業がスタートした。
最初の授業はジェラルディン。娘のクラスをずっと受け持っていて、面白くて大好きと言っていた先生。ふくよかで、いつも派手なワンピースを着ていて、ひときわ目立つ。
日曜日の夜は必ずピザを食べるそうで、それは家族で映画を観るからだそうで、そういうの、いいなぁと思っていた。
初めてのジェラルディンの授業は「料理と食事に関する語彙」について。これは、ひょっとして、私の得意な分野では?

 

予想通り、マリネードとかスチームとかバーベキューとかグリルとか、好きな単語が続々。映像には典型的なアイリッシュの朝食が映し出されて、「この国でプディングというと、牛か豚の血を使った料理のことよ」とか、いろいろ解説をしてくれる。
クラスにはフランス、イタリア、ブラジル、コロンビア(アンジェラが同じクラスに)からの生徒。他の国の普通の朝ごはんを紹介し合ったり、ペアになってお互いの「これがないと生きていけない食べもの」について話したり。
「いま、お腹空いている? 空いてる人も空いてない人も、授業が終わったら空いてるわよ」と言っていたジェラルディンだけど、本当にそうなった。


驚くのは、アイルランドでもフランスでも、みんなパスタとピッツァが大好きだということ。私がペアになったフレンチ・ガールのシャーリーンも、パスタがないと生きていけない、と言っていた。
もう一コマは、ジュリアナという先生で、モロッコのマーケットの映像を観て、商人と旅人に分かれてロール・プレイング。テーマはバーゲン(値切り交渉のこと)! これも、私の得意分野では?値切って値切って、カーペットとカフタン(民族衣装)とシルバーのブレスレットを購入。なんだか得した気分。

 

新しいクラスにしてよかったーとホッとした気分で部屋を出ると、娘のクラスは、本国に帰ったり、クラスを替わった生徒が抜けて、二人になってしまったとか。
サウジアラビアからの留学生、アブドラとプライベートに近い授業を受け、休み時間にはスタバをご馳走になったとか。それもまた楽しそうだ。

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晩ごはんはうどんが食べたくて、初の天ぷらに挑戦。スーパーバリューに油とさつまいもを買いにいくと、天ぷら粉を発見、これも購入。
海老はHowthで買ってきておいたのを解凍、さつまいも(切ってみたらほとんど安納芋だった)、玉ねぎ&人参とともに揚げる。品数は少ないけれど、十分だろう。うどんはやっぱりスーパーバリューで売っていた乾うどん。

アレクシは、初の天ぷら、初の麺つゆに挑戦。うどんを浸し、「うーん……グッド・テイスト。グッド・ソース」と“Mentuyu”とケータイにメモり、天ぷらを浸して「うーん……デリシャス!」。
食べられないと言っていた海老にも挑戦して、二つ食べ、天ぷらもうどんもあっという間に全部なくなったのだった。

 

前のシェアメイト、セシルに続き、アレクシも虜にした麺つゆ。
うどんと天ぷらと麺つゆは、パスタやピッツァに勝てるんじゃないか、と密かに思う。

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