55歳からのアイルランド留学日記

3ヵ月、ダブリン郊外の語学学校に通いつつ、ケルトの風に吹かれてくるよ〜

美味しいアイリッシュ・フードを食べながら、愛蘭土の話をしよう!

気がつくと、アイルランドから帰ってきて、なんと半年近く経ってしまった。ある意味、リセットするつもりで行ったものの、帰ってきてからの暮らしは、行く前とそう変わらなくなってきている。いや、仕事はちょっと減ったかな。でも、それはそれで、新たにやりたいことも湧いてきて、心には風が吹き続けている。

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崖っぷち、唸る風。
砕け散る波頭、旋回する鳥たち。
パブ、ギネス、音楽とお喋り。
悠々と佇む馬、羊、牛、ついでに犬。
そこかしこで開かれるマーケットとフェスティバル。
フィッシュ&チップス、カルボナーラ、お好み焼き、豆ごはん。
シェアハウス、学校、友達、先生。
抵抗の壁画、不屈のダンス。
土砂降り、アーチを描く虹。

 

帰ってきてすぐ「報告会とかやらないの?」と言われたけれど、何からどう話していいかわからなかった。このブログにほとんど書いたし、受け取ったものが多過ぎて、「報告」なんてとてもできないと。でも、このブログを読んでくださった方に、直接会って話したい気持ちはずっとあった。


2月、バレンタインの夜に、一通のメールが届いた。

「去年の夏にあなたのブログに出会って、以前から迷っていたアイルランドへのワーキングホリデーにチャレンジする決心がつきました」

その後ワーホリ申請をして、その日、滞在の許可が降りたとのこと。それを、会ったこともない私に「報告」してくださったのだった。

「私はアイルランドにまだ行ったことはないけれど、きっとだいすきな国になるんだという予感がどんどん増していきました。ブログを通してまるでアイルランドに恋してるみたいでした」

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目の覚めるような、瑞々しい感性で綴られたメールに、はっとすると同時に救われる思いがした。

自分が誰かの何かの役に立っている。それだけで人は生きていける。「誰か」は人間でなくても、現存しない未来の誰かでも、かまわない。
「lifeischallengeさんのブログが私の人生における大きなチャレンジになるであろうこの決断のきっかけになった」というひと言に、救われたのは私自身だ。

 

ということで、重い腰を上げて、やります、「55歳からのアイルランド留学日記:番外編〜美味しいアイリッシュ・フードを食べながら、愛蘭土の話をしよう!」。

 

日時:2018年4月21日(土)18時30分〜
会場:パブリック・ハウス&カフェ「ケルティック・ムーン」
https://www.celtic-moon.jp
会費:3500円
お申し込み:kisaramoon1117@gmail.com (前田)
042(505)9103(ケルティック・ムーン)

*お料理の準備の都合があるため、事前にお申し込みいただければ幸いです。

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ケルティック・ムーン」は、アイルランド好きが高じてアイリッシュ・パブを開いてしまったマスターの愛が、お料理にもしつらいにも音楽にも溢れているお店。居心地がよく、ついギネスを飲み過ぎてしまうことも。もちろん、アイリッシュ・ウィスキーの品揃えも抜群。オリジナルのお豆腐パンケーキは、アイリッシュではないけれど、めちゃくちゃ美味しい。
当日の準備はこれからですが、ブログでは掲載しなかったクラスメートやシェアメイトの写真や、いくつか動画も観ていただけたらと思っています。そして、私よりずっと長くアイルランドに滞在された方や、アイルランドに憧れる方にも集まっていただいて、それぞれのアイルランドを語り、聴き合い、交流し、あたたかいものを共有できる場になればいいなと思っています。

See you at Kunitachi in the deep spring!!

お会いできるのを、楽しみに。

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(これは、アンジェラと娘)