55歳からのアイルランド留学日記

3ヵ月、ダブリン郊外の語学学校に通いつつ、ケルトの風に吹かれてくるよ〜

そして、『アイルランド日記』へと続く!

いまさら言うまでもないが、今年の夏は暑い。

去年はアイルランドにいて経験しなかったからか、よけいに暑さと湿気が身に応える。

いや、たぶんそれは関係ない。毎年、日本の夏は厳しくなっている。

 

雨が降るかと思えば思いっきり降り続き、降らなければカラっから。

昨日「半農薬八百屋」さんに行ったら、「大根に『す』が入ってるけど、しょうがないよね」と言っていた。

畑っていうのは水をやるものじゃないけれど、やりにいかずにはいられない。人間も作物も木々も大変だ。

そこにきて西日本の水害の凄まじさ。

広島、岡山には友人・知人が何人も住んでいて、土砂崩れに襲われた家も。嗚呼。

あまりに広範囲に被害が及んでいて、行政の対応も遅れている。

これから何ができるか、まずは現地に行こうとしているところ。

 

つい先日、アレクシからメッセージが。「tsunami、大丈夫?」と。

津波じゃないよ。大雨による水害だよ」と返信すると、ものすごく恐縮して「本当にごめん!!こっちじゃ誰も日本のことを話題にしてなくて、ちゃんと調べもせずに連絡して」と。

とんでもない。心配してくれて、ありがとう。

なんてったって、東の果ての島の話。おまけにW杯で盛り上がっている頃だったし。

 

アイルランド

西の果ての島。

いま、そこから、ケルトの風を運んでくれている人がいる。

https://yomokuma-land.hatenablog.com

もともとケルトの文化が好きで、そして私のブログがきっかけでアイルランドに恋して、ワーホリを決断した人。

日本に帰ってきて、ちょっと淀みかけていた私の中に、清新な風を吹き込んでくれた人。

新しい生活に慣れるだけでも大変だろうに、なんと、毎日「日記」を綴ってくれている。

 

オジさんたちの途方もない優しさ、リフィー川、ツンとすましたオコンネル・ストリート、日本のお米への郷愁、ブレイの移動式遊園地、ミルクたっぷりのアイスクリーム、ドゥン・エンガスに叩きつける波、ゴールウェイの光、とびきり美味しいドーナツ……!

 

嬉しいのは、日本で感じていた「生きづらさ」がどんどん解消しているらしいこと。

何を見ても、何を感じても、誰に出会っても、何処に行っても、どんな経験をしても、きっとすべてが彼女の「生きる力」になるだろう、きっと。

アイルランドって、そんな風を吹かせてくれるところだから。

これから彼女が見るであろう、たくさんの虹。

それは私にとってもワクワクする未来だ。

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からだはたった一つでも、

いくつになっても、

いまどこにいても、

私たちはどこにだって

羽ばたくことができるのだから。

自由な心と

ほんの少しの勇気さえあれば。